「もう3カ月転職活動しているけど、なかなか転職が決まらない……」
「転職が決まらない、どこが悪いんだろう。鬱になりそう」
転職活動はタイミングもあります。
最初はいきごんで求人募集をしたものの、なかなかうまくいかず気分が落ちこんでしまうことってありますよね。
とくに20代から30代で事務職を狙っている場合。人気職業に求人が殺到し内定までたどり着かない場合も少なくありません。
「頑張りが足りない」というのは要因としてあるかもしれません。
ですが、心が折れそうになったらちょっと立ち止まってみましょう。なぜなら、対策をせずにエントリーをしても、時間だけが過ぎてしまう可能性もあるからです。
ここでは転職決まらないときの原因や対策、メンタルケアのアドバイスなどをご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
転職できずに不安になる理由は「経済面」
まず、なぜ人は転職できないと不安になるのでしょうか。
それはずばり、生活費など金銭面が不安定になるからです。
あなたが転職を焦る理由が経済的な理由だったとすると、焦ってしまい条件の悪い転職先に引っかかってしまう場合があります。
そこで転職が決まらない場合、経済的な不安から逃れるために以下の3点を確認しておきましょう。
失業給付を申請しよう
一まずハローワークで失業給付を受けながら求職活動をすることを目指してみましょう。
失業保険の手続きはスムーズに進めることができるので、金銭面での心配を減らし、転職活動に集中することが可能です。
社会保険の免除申請をしよう
- 退職(失業等)により納付が困難な方
に対して、保険料の免除を行っています。
転職活動中にお金の面で不安な時期が続くこともあります。そんな時は、社会保険の免除申請をすることも一つの手です。
免除の種類は全額免除と一部免除がありますので、自分がどれに当てはまるかは、最寄りの市区町村へ行き確認をしてみましょう。
国民年金の免除申請をしよう
社会保険同様、経済的に厳しい場合、年金の免除も申請可能です。対象は以下の通りです。
収入の減少や失業等により国民年金保険料(以下「保険料」)を納めることが経済的に困難な方。
ただし以下の方は対象外となります。
- 学生の方
- 生活保護の「生活扶助」を受けている方
- 障害年金を受けている方
社会保険等の免除申請は市区町村が管轄しているため「やっかい」と感じるかもしれません。
ですが、少しでも生活の負担を軽減できますので、説明を聞いて申請できる部分は対応してもらいましょう。
なぜ転職が決まらないのか?
転職が決まらない理由はいくつかありますが、まずはその原因を見極めることが大切です。
ここでは「人気求人に募集が殺到している」ことふまえ、それ以外での原因いついてピックアップしてみました。
転職が決まらない原因1.履歴書の印象が悪い
履歴書の誤字や脱字は当然ながら、アピール不足も転職が決まらない原因の一つになることがあります。
とくに募集が多い場合、PR文章などに関しては丁寧さを心がけることが大切です。
もしあなたが転職が決まらなくて悩んでいる場合には、スタート時点に戻り、もう一度履歴書の見直しをしてみることをおすすめします。
転職が決まらない原因2.面接の印象
自己流で面接をしていませんか?
実は転職の面接にはある程度のルールがあります。まずは基本を知っておくほうが有利です。
これは体験ですが、私は最初の転職の面接で10社以上落ちてしまった経験があります。
その時は何も考えず「ただやみくもに」面接に臨みました。
いまから考えれば「椅子の座り方」や「アイコンタクト」など、甘かった部分がたくさんありましたが、当時は反省や振り返りを全くしませんでした。
「あの頃ちゃんとしておけば……」といまさら後悔しても仕方ありません。
とても入りたかった企業の面接に呼ばれたのに残念な思い出です。
転職が決まらない原因3.条件が高すぎる、または多すぎる
転職する際、あなたはどこをチェックしていますか? 大きく分けると以下の点が気になる条件としてあげられます。
- 勤務地、路線・駅
- 年収
- 職種
- 福利厚生
- 年間休日(120日以上など)
もしあなたが「事務職で土日休み、駅チカで商業施設がある場所」といった希望があったとします。
その際どの点を「妥協できるかできないか」をまず確認してみましょう。
全てにおいてパーフェクトな求人はほぼ、ありません。もしあったとすると、かなりの募集があると考えた方が無難です。
高い倍率を乗りこえて内定を取れる場合もありますが「最低これは譲れない」といった条件を決めて転職活動をした方が、内定が近くなると考えてみましょう。
転職を決めるための具体的な対策
それでは、どうしたら「転職が決まる」ようになるのでしょうか?
具体的には以下のような点をチェックしてみましょう。
履歴書の見直しをする
最初でつまずかないよう、履歴書は何度でも見直しをしましょう。誤字脱字がないか、志望動機などはしっかりと確認するようにします。
- 規定のサイズは見開きA3判(A4サイズ)
- 手書き意外に、PCでの作成もOKな場合がある
- 写真は明るく、清潔感のあるものにする
- 誤字脱字は必ずチェックする
第三者に面接のアドバイスをもらう
面接の対策は第三者に意見をもらうのが有効です。
友人や家族でもいいですし、プロが希望でしたら転職エージェントに相談してみてもいいでしょう。
とくに最近では、完全オーダーメイドの面接対策など転職支援をしっかりとおこなえる転職エージェントが多いです。
当サイトでは、第二新卒を対象とした下記の転職エージェントをおすすめしています。
■ 年間転職支援数4000件以上
→『転職エージェントナビ』
■ 選考企業に合わせた面接対策を実施
→『UZUZ(ウズウズ)』
面接については以下の記事もおすすめです。
紹介予定派遣も検討してみる
「どうしてもすぐに転職を成功させたい」と考えている場合、紹介予定派遣も検討してみるのもいいでしょう。
【紹介予定派遣とは?】
転職での試用期間を派遣社員として働き、期間中に双方が直接雇用契約を結ぶか否かを検討します。
紹介予定派遣のよい点は「お試し期間」の間に企業の見極めができる点です。
これにより、お互いが納得できる条件や働き方なのかを見極めることができます。
「ちょっと違うな」と感じたら、それほど手間もかけずに契約の終了ができるので、すぐに違う求人も探せます。
通常の転職方法とは若干入口は違うものの「正社員を目指す」点において、一度検討してみるのもおすすめです。
私の体験談ですが、最初の正社員を辞めた後、大手銀行で派遣社員として1年間勤務していました。
そのとき同時期に入った派遣社員さんは「紹介予定派遣」でした。
それから3か月後、彼女はめでたくその銀行で「正社員」として仕事をスタートさせましたが、私は派遣のまま。
つまりその後は、給与面でみるみる差が開いていきました。
当時は銀行員として長く働くことは考えてはいなかったのですが「こういう正社員のなりかたもあるんだな」と感じた、貴重な体験でした。
派遣会社ですが、やはり大手の会社がおすすめです。なぜなら200人以上の中小企業から大企業までの求人があり、選択肢が多いからです。
当サイトでは以下の派遣会社をおすすめしています。
■ 業界トップクラスの求人数
→『テンプスタッフ』
■ 豊富な派遣から正社員を目指す
→『アデコ』
転職が決まらない時のメンタルケア
次の転職が決まらないとどうしても心が折れてしまいがちですよね。
転職活動をしている間はメンタルをケアすることも忘れないようにしましょう。あまり考えすぎると鬱になり、何もする気がなくなります。
当サイトでは以下のような気分転換をおすすめします。
友達と思いっきりおしゃべりする
気分が沈んでいる時は、知り合いや友達とおしゃべりをしましょう。
おしゃべりは脳の広い範囲が刺激します。これにより脳の働きが活性化され、落ち込んだ気分を開放し、ストレスの解消につながります。
とくに女性の場合気持ちを話すことで、心が軽くなります。無理に転職の話をしなくても、リラックスできる時間を持つことが大切です。
「人と会う時間が無い」という場合にはZoomなどを使って会話してみるのもおすすめです。
ウインドーショッピング(気分転換)
移り行く街の風景は眺めているだけでも人は気分転換になります。
さらに、新商品など目新しいアイテムを見てみるだけでも脳に刺激をあたえます。
無理に何かを買う必要はありませんが、軽い散歩気分で出かけてみるだけでも、気分がよくなっていくでしょう。
軽い運動をしてみる
運動は、ストレス解消に非常に効果的なのは有名です。
これは転職活動が上手くいっていない場合にも当てはまります。
気分転換に行う運動ですがとくに激しく行う必要はありません。軽いジョギングやウォーキング、またはヨガなどがおすすめ。
気分がすっきりするだけでなく、健康面でもプラスになります。
まとめ
「本来ならもっと早く決まるはずだったのに……」と悩んでいるのはあなただけではありません。
転職が決まらない時には、上記の面などを参考にし、思い当たる点があれば修正などをしてみましょう。
あまり根をつめすぎずメンタルケアも忘れずに行う事が大切です。
ぜひ次の転職までの道のりの参考にしてみてくださいね♪
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