在宅ワークなどと併用できる仕事で多い「採用アシスタント」。仕事内容が気になる方もいるのではないでしょうか。
採用アシスタントは経験があれば憂慮されますが、未経験からスタートする人も少なくありません。
また、業務に慣れてくれば「在宅と併用」とうたっている企業も多くなってきました。
これから在宅ワークを含めた転職を検討されている場合、ぜひチェックしておきたい業種といえるでしょう。
それではここで「採用アシスタント」の仕事内容や、フルリモートで行った場合のメリット・デメリットなどについて解説したいと思います。
採用アシスタントの仕事内容について
まず「
企業により若干の違いはありますが、主には以下のような業務内容があります。
- 応募者とのメールのやり取り
- 応募者へ必要書類を送付してもらう
- 採用における面接日の調整
- スカウトメールの送付
- 求人のWeb更新 など
はい。ですがほとんどの場合「できる作業からスタート」します。研修もしっかりとおこなっている企業も多いので、未経験者でもエントリー可能な求人が多いです。
それでは、内容を一つずつ見ていきましょう。
応募者とのメールのやり取り
「
ちょっと事務仕事とは異なりますね。
はい、気をつけたいのが日程調整になると担当者と求職者、双方の希望が若干ズレる事も多いです。
そうですね。連絡してくれればいいのですが、求職者から連絡がない場合もあります。
このようなやり取りに関する日程調整が大切な仕事となりますが、ほとんどのばあい企業が使う管理ツールなどで共有を行います。
応募者へ必要書類を送付してもらう
いざ面接日が決まったら、それまでに必要書類を送付してもらいます。ほとんどが「履歴書と職務経歴書」です。
パターンとしては2つあり、ほぼweb上で完結することが多いです。
- メールで必要書類を送付する
- 企業のシステム内に入力し、添付してもらう
たまに「履歴書を送付してもらう」ということもありますが、リモートワーク外の管轄となるため、あまりありません。
必要書類を送付してもらった後は、面接の前日に「リマインドメール」を設定しておくこともあります。
これは企業のシステムで送付される仕様があった場合には必要はありませんが、リマインドの必要がある場合はサポートします。
採用における求職者とのコンタクト
書類選考や面接の合否を人事担当に采配してもらった後、次のステップまたは不採用かの連絡をします。これもメールで行う場合がほとんどです。
もし次のステップに進み「適性検査」などが含まれていた場合には、そのテストに関するメールを送付する、などの作業があります。
次のステップに進んだ際には、提出期日などの日程調整が入ります。これは応募時点と同じです。
スカウト業務の補助など
「
はい、これは企業側の希望が多いため、時折求職者の希望とはそぐわないことがあります。
このような仕事もある、といった程度に知っておくといいでしょう。
\ 未経験でもOK!の採用アシスタント /
採用アシスタントのメリットについて
それでは「
- フルリモートの業務も多い
- サポート業務の中でも高額案件が多い
- 求職者からのクレームが比較的少ない
メリット1.フルリモートの仕事が多い
「
従来のオフィス勤務と比較して柔軟性が高いため、たとえば育児などがある場合、ライフスタイルに合わせた働き方が可能です。
また通勤のストレスが少なくなるため、時間を省けるだけでなく、交通費の削減にも繋がります。企業や雇用側にとってもウィンウィンとなる働き方ができるのが良い点です。
メリット2.サポート業務の中でも高額案件が多い
採用アシスタントのメリットの二つ目は「高額の案件が多い」という点です。
通常のフルリモート案件の場合、データ入力や事務処理だけですと時給1,000円前後が多いです。
ですが、採用アシスタントの場合には時給1500円前後の求人をよく見かけます。
なぜなら人事雇用はどの企業においても非常に重要になるため、コストを高く設定していることが多いためです。
特にIT業界や医療分野では、高度な専門知識が必要とされるため、
もしあなたがフルリモートでの「
メリット3.求職者からのクレームが比較的少ない
これらのフローが速やかであれば、とくに求職者からのリクエストはないといえます。
逆に応募者への対応が遅れた場合には、クレームが発生する可能性がありますので「少ない」とはいえ注意が必要です。
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採用アシスタントのデメリット
そうですね、ここではデメリットについても見ていきましょう。
フルリモートでの採用アシスタントのデメリットは以下のようなことが発生する点です。
- 急に面接のドタキャンをされてしまう
- コミュ障の求職者への対応をする場合
デメリット1.急に面接のドタキャンをされてしまう
求職者は転職活動中、たくさんの求人にエントリーしていますので、これは仕方のないことです。
これらは「想定の範囲」としてとらえ、すぐに面接官と調整ができるよう、日ごろから臨機応変に対応できる柔軟性が求められます。
とくに、複数エントリーをしている求職者がいた場合にはしっかりとメールを確認し、何かあった場合にも素早く対応できるようにしておくことでトラブル回避につながります。
コミュ障の求職者への対応をする時もまれにある
採用アシスタントのデメリットとして、特にコミュニケーションに苦手意識を持つ求職者(コミュ障)への対応が挙げられます。
コミュ障の求職者は、以下のような問題が生じることがあります。
- 対話がぎこちなくなり、自分を上手く表現できない。
- 質問に対する返答が簡潔すぎて、応募者の全体像が把握できない。
- フィードバックや評価が主観的になりがちで、正確性を欠くことがある。
このような場合、採用アシスタントが意図的にコミュニケーションを取りやすい環境を提供することを心がける必要があります。
難しい場合には上司へ報告し、アドバイスをもらうことも大切です。
フルリモートだがチームワークが必要
採用アシスタントはチームワークが不可欠です。
なぜなら採用プロセスには複数のステークホルダーが関わります。オンライン面接や情報共有ツールを使いこなす必要があり、それぞれが連携することが必要だからです。
具体例にはリモート環境で定期的にチームミーティングを開催することが挙げられます。また、チャットアプリを利用して、迅速に連絡を取り合うことなどもときおり発生します。
ですので、もしあなたが一人ですべてを簡潔させたいのであれば、事務処理などやクリエイティブ職などがおすすめです。
まとめ
一口にリモートワークといっても色々ありますが、採用アシスタントは企業における人材採用プロセスを円滑に進めるための重要な役割を果たします。
やりがいもあり、かつワークライフバランスもとれるので、育児や副業などに向いている仕事であるといえるでしょう。
これからフルリモートを検討中の方は、ぜひ「採用アシスタントを」もチェックしてみる事をおすすめします。
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