







転職活動では、できればすぐに新しい仕事に就くことは金銭面にとって大切。ですが、まだ仕事したくない場合にはどのように過ごしたほうがいいのか悩みますよね?
次の仕事を探すうえで大切なのは「前の仕事との期間のブランクがあまり開かない事」が大切だと言われています。
ですが、ブランクを意識しながらも体調管理をし、リフレッシュする方法がいくつかあります。
そこでここでは、転職活動中でもまだ仕事をしたくない方のための、おすすめの過ごし方を3つ、ピックアップしてみます。
- 転職活動中における年代別の活動期間
- 仕事をしない期間の最適な過ごし方
- 仕事を辞める前のチェックポイント など
20~40代における転職活動の平均期間
まず20代から40代の働き盛りにおける転職活動の平均期間をみていきましょう。
平均的にはこれくらいで次の仕事を見つけています。
20代の転職
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転職活動開始から退職までの期間:約1〜3ヶ月
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退職から入社までの期間:約1ヶ月
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総合的な転職活動期間:おおよそ3〜4ヶ月
30代の転職
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転職活動開始から退職までの期間:離職せずに転職する人が多数
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退職から入社までの期間:1ヶ月未満
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総合的な転職活動期間:おおよそ3〜4ヶ月
40代における転職
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転職活動開始から退職までの期間:1ヶ月未満が多数
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退職から入社までの期間:1ヶ月未満
-
総合的な転職活動期間:おおよそ3〜4ヶ月
厚生労働省「令和2年転職者の実態調査」より








仕事を辞めた後に確認したい3つのポイント
もしあなたが仕事を辞めた、また辞めようかと考えていて「退職してもまだ仕事をしたくない」と検討中であれば、以下の点をふり返ることが大切です。
- 次の仕事に就くまで、貯蓄はどのくらいあるか
- 体調面で気になる点はあるか?
- 退職後における保険料の支払額はいくらか?
とくに体調面においては、前社で頑張った分の疲れが溜まっているかを俯瞰してみた方がいいケースが多いです。
足腰が悪いなど分かりやすい不調はもちろんのこと、メンタルに関しては本人も気がつかないことが多いため、少し気になる事があった場合には迷わずに心療内科に行ってみる事をおすすめします。






メンタル面以外でチェックしたいのが、退職後の国民健康保険に支払う金額です。
通常の場合、正社員を辞めた場合、社会保険に任意継続か国民健康保険に切り替える手続きが必要となります。
もしあなたがすぐに仕事をしない場合、支払う額が前社の所得に応じて変動があることは気にしておきたいポイントです。
なぜなら仕事を辞めて保険料を支払う段階となると「思っていたより高い」といったケースが意外に多いためです。








仕事をしていない期間|おすすめの過ごし方
それでは転職活動をふまえ「仕事をしていない」期間中、どうやって過ごすのがいいか。おすすめの方法を見ていきましょう。
おすすめ1.中長期旅行をする
仕事をしていない期間や「まだ仕事をしたくない」と考えているなら思い切ってリフレッシュをしてみましょう。
会社に勤めていない時にはできなかったことはいくつかあると思います。長期旅行などはその一つです。
長期旅行以外にも、日帰りで旅をするなどもいいでしょう。
仕事を辞めた後には、失業給付を受ける人がほとんどかと思います。
その給付需給の期間までに、仕事中にできなかった事をやりながら心身を開放していくのは次の転職活動の準備にもメリットがあります。
これは個人的な体験談なのですが、以前の仕事を辞めて伊勢神宮にお参りに行ったことがあります。
そのときは何も考えなかったのですが、パワースポットに行くことで「運がついた」という自信にもつながり、転職活動も意外に早く終わりました。
またこれは知人の体験談ですが、以前勤めていた会社を辞めて北欧に一カ月間一人旅をしました。
帰国後、1週間ですぐ次の仕事が決まったそうです。
ちょっとした自己暗示かもしれませんが、旅をすることが自信にもなり、面接官の印象をあげたのかもしれません。一応体験としてご報告しておきます。
おすすめ2.職業訓練校に通う
仕事をしない間、ほとんどは失業給付を受けますが、この期間に「スキルアップ」を目指すことは、次の転職活動においても有効です。
とくにハローワークで提供している職業訓練校は、失業給付を受けながらスキルアップを目指せる、おすすめの方法になっています。
職業訓練校は雇用保険を受けている人が通う事が多いですが、雇用保険がない場合でも受講が可能な学習もあります。
地域により学べる項目は若干変更がありますが、主には以下のような種目があります。気になる方は最寄りの地区町村へ確認してみてください。
- Webサイトデザイン
- Webプログラミング
- AIマーケティング
- 経理、総務、表計算
- 動画編集
- 介護職員初任者研修
- ネイリスト研修
- 営業スキル取得


大丈夫です! 未経験だからこそしっかりとした訓練を期待できるのが職業訓練校の最大のメリットです。
さらに訓練を受けながら職業支援もしてくれますので、不安部分を手厚くサポートしてくれる点でも魅力です。


はい、職業訓練校は平日の朝9時~17時前後まで通う訓練がほとんどです。
また訓練期間は3カ月から、長いものは2年間です。
ですので、あなたが学びたい場合にはまず日程を確認してみることをおすすめします。
詳細については厚生労働省HPを参考にしてみてください。
おすすめ3.好きなことにチャレンジする
仕事をしない期間の過ごし方ですが、おすすめの3つめは「好きなことにチャレンジする」です。




大丈夫です。なぜなら好きなことが高じて「やりたい業種」が分かる可能性も否定できないからです。
さらに「好きなこと」というのは仕事に時間を取られてしまい、時間に余裕がある時にしかできない場合があります。
ですので、もし何かやりたいことがあるなら、転職の合間に思い切ってやってみるといいでしょう。
ちなみに女性に多い趣味は、インドア、アウトドアに分かれますがこんな感じです。
【インドア】
- お菓子作り
- 音楽
- ハンドメイド
- ワイン(お酒)
- フラワーアレンジ
- イラスト
- 習字
- カメラ
【アウトドア】
- ダンス
- 登山
- DIY
- サイクリング
- アウトドア
- サーフィン
- 旅行
- 釣り




そうですね。インドアでいえば、作品には時間がかかることが多いので中途半端に終えていた物もあるかもしれません。
そういった趣味に取り組むことで今まで興味を持っていた分野が改めてわかることも多いです。
それが、次の仕事につながるきっかけになることもあるので、好きなことを徹底してやってみることもおすすめです。
やっぱりスキルアップしたい!という場合
もし、次の転職までに「やっぱりスキルアップを目指したい!」と思うなら、やはりビジネスに有利なスキルを学ぶことがおすすめです。
さらに一歩先を見据えて「副業から企業へ」、中長期的に学習していくのもいいでしょう。
考えとしては転職活動をし、かつ就職後も学習を続ける、といったスタイルです。
AIも普及してきますので、その点などを考えて、コストを抑えつつも将来の仕事に活かせるものは、ざっとあげると以下の通りです。
NO | おすすめのジャンル | 取得内容、手段 |
---|---|---|
1 | 英会話 | 英語、中国語など |
2 | AIトレーナー | オンライン講座など |
3 | 伝統芸能 | 書道、茶道![]() ![]() |
4 | 動画編集 | ユーチューブ/ティックトック |
5 | SNS運用 | インスタグラム/ツイッター/ブログ |




はい、実は海外では日本の伝統芸能が非常に人気があるんです。
ですので、インバウンド事業が普及している現在においては、書道などのスキルを活かして
また茶道
とくに「書く」ということはどの分野でも役に立ちますので書道を少し知っておくだけでも有利になることが多いです。
また会社でも日本語以外で話せる。という機会は今後ぐっと増えていきます。
ですのでコミュニケーションスキルとして、英語や中国語をマスターしておくというのは転職の際にも有利です。




まとめ
日本での転職活動は平均で3カ月。この期間を有意義に使うためにも、辞める前に「何をするか」しっかりと決めておくと後悔がありません。
ですので、あなたが空いた時間に「どう過ごすか」をあらかじめ準備して辞める事で、スキルアップやリフレッシュをしっかりとり、次の転職活動へ速やかに望むことができます。
ぜひ働くまでの時間を有効活用したい場合の目安にしてみてくださいね♪
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